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トルクキープ

   
 
   
   
 
   

※ご使用の際は、必ず使用上の注意を御確認のうえ、ご使用下さい。

トルクキープの開発

トルクキープ   私たちは『安全・確実・使いやすい』をモットーに、自動車整備業界に対しよりよい整備ケミカル製品を提供してまいりました。今日までの私たちの活動が、現在の自動車整備業界に大きな役割を果たしていると自負しております。 そしてその活動の一環として、今ある自動車整備業界の大きな問題のひとつについて、真剣に取り組んでまいりました。その問題のテーマは大型車のホイールボルト折損による車輪脱落事故についてです。 大型車ホイールボルト折損による車輪脱落時は、大きな問題となりましたが、ケミカル用品メーカーとして、この問題の解決の一助となればとの思いから、トルクキープの開発に至りました。


  トルクキープの目的  

トルクキープは、

『ホイールボルトナット不良の進行を遅らせること』

を目的とした製品です。

ホイールボルトナットの不良促進の要因は、部品の劣化、走行による振動、軸力過大・過小などさまざまです。その要因が重なることで、徐々に危険性が高くなり、最終的には、ホイールボルト折損、ナット脱落など、不具合が表面化することとなります。そのような状態となる前に、点検整備を行う必要があります。 しかしながら、その進行は、目に見えないカタチで、徐々に進行していきます。そのため、不良進行の過程で、不具合を確認する為には、プロの眼が必要となるケースがあります。 トルクキープを使用することでホイールボルトナット不良の進行を遅らせることが出来る為、ホイールボルトナット不良促進の要因が多数重なった場合でも、ホイールボルト折損、ナット脱落など、大きな不具合まで至ることなく、 整備工場に入庫できる可能性が高くなります。

 
  • ホイールボルトナットの不良は、徐々に進行するため、不具合が表面化するまで日常点検での確認が難しい。
  • 不具合が表面化すると、リスクが非常に高くなる。
  • 整備士でなければ、確認出来ない不具合がある。

ホイールボルトナット 不良の進行を遅らせること で、 

大きなトラブルとなる前に整備工場へ入庫できる可能性が高くなります。

  トルクキープの特長  
※記載されたデータは、弊社が信頼する試験方法による数値で、保証値ではありません。

ボルトナットのネジ部、座面部に塗布することにより下記の4つの効果が得られます。

1.安定した取り付けを行うことが出来ます。

ネジの締付け試験:ボルトナット 1セットにつき、5回繰り返し締付けを行った際の軸力を測定

 
ボルト:材質 SCM40強度区分 4.8 M12 
座面板:スチールホイール 
  ナット:テーパー六角ナット
締付けトルク:100N・m

【解 説】
同じトルクで締付けを行ってもねじ部、座面部表面の状態、潤滑剤により、軸力は変化します。
トルクキープを塗布することで、より軸力を安定化することが出来ます。

2.振動による緩み・軸力低下を低減します。

振動緩み試験結果:下記試験条件にて 17分間振動を加えた際のネジの緩みを測定

試料名 試料
No.
締付け
トルク
( N・m)
結果 戻しトルク
( N・m)
トルク
キープ
1 500 17分間緩まなかった 320
2 500 17分間緩まなかった 560
3 500 17分間緩まなかった 460
4 500 17分間緩まなかった 475
5 500 17分間緩まなかった 570
エンジン
オイル 10W-30
1 500 17分間緩まなかった 380
2 500 5分で緩んだ
3 500 3分で緩んだ
4 500 17分間緩まなかった 400
5 500 17分間緩まなかった 400

試験試料:エンジンオイル(10W−30)、 トルクキープ 試験ナット:六角ナットM24 試験ボルト:六角ボルトM24 強度区分10.9 締付けトルク: 500N・m 振動数:1780rpm  加振台ストローク:11mm  インパクトストローク:19mm  振動方向:垂直方向(復振幅)NAS規格準用

【解 説】
振動が加わるとネジは必ず緩み方向にナットが回転しますがトルクキープ を塗布すると、緩み回転を緩やかにすることができます。

3.ネジ締付け時の摩擦によるカジリ・焼き付きを低減し、

部品の劣化の進行を抑えます。

ネジ締付け試験機による締付け試験結果

 

ボルト:材質 SCM40強度区分 4.8 M12
座面板:スチールホイールにより測定

  ナット:テーパー六角ナット

【解 説】
トルクキープを使用すると、締付け時の摩耗・かじり・焼付きが低減されるため、ねじ部摩擦係数、座面摩擦係数が安定化されます。

4.錆を低減します。

  ブランク エンジンオイル トルクキープ
48時間後
168時間後

【塩水噴霧試験】
鉄板に各試料(エンジンオイル、 トルクキープ )を塗布した試験片及び、ブランク試験片に 24h毎に、15%塩水を噴霧し、錆の発生を確認する。 トルクキープの防錆効果により、錆による部品の劣化を低減することができます。

【解説】
トルクキープの防錆効果により、錆による部品の劣化を低減することが出来ます。

  使用方法  

安全なネジの取り付けを行う為、以下の事項について必ず従ってください。
また、必ず注意事項をご確認のうえ、ご使用下さい。

  • ネジ部及び座面部に適量を塗布した後、ネジを規定トルクで正確に締付けてください。
  • 錆びが発生したネジや金属疲労など劣化したネジは使用しないで下さい。
  • ネジ部、座面部、被締結体の座面接触部に付着した埃やごみその他不純物を取除いてから、ネジの脱着作業を行ってください。
  • ネジの締付けは、メーカーの定めた規定トルクで正確確実に行ってください。
  • トルクキープをご使用の際は、ハブ、ホイール、ホイールボルトナットその他各部に劣化、損傷がないか、十分にご確認のうえ、劣化、損傷が見られる場合には、部品の交換を行なってください。
  • 電気絶縁性があるため、電気接点ネジ部には使用しないで下さい。
  • トルクキープは防錆剤としても使用できます。

塗布使用例

 

  使用上の注意  

  • トルクキープは、ホイールボルトナット締付け時の補助剤です。トルクキープをボルトナットに塗布することにより、カジリ焼き付き低減、緩み・軸力低下低減、締付け力の安定化、錆の低減の効果により、ホイールボルトナットの不良の進行を遅らせることが出来ます。
  • ホイールボルトナットの不良の進行を遅らせることで、点検時までに大きなトラブルとなる可能性を低くすることができます。
  • トルクキープは、ホイールボルトナットの不良を防止できるものではありません。
  • トルクキープは、ボルトナットの劣化を修復できるものではありません。
  • 日常点検は、法律により義務化されていますので、トルクキープを使用していても大型自動車運転者、所有者は、日常点検を行う義務があります。トルクキープを使用することで、日常点検、定期点検での作業を省くことが出来るものではありません。
  • タイヤ脱着作業時には、法令、メーカーにて定められた作業内容にて行ってください。
  • トルクキープをご使用の際は、ハブ、ホイール、ホイールボルトナットその他各部に劣化、損傷がないか、十分にご確認のうえ、劣化、損傷が見られる場合には、部品の交換を行なってください。

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